世界中の映画祭で衝撃的な内容が大きな話題を呼んだドキュメンタリー!!
(C)Engstfeld Film Gmbh/WDR/ARTE 2012
(C)Engstfeld Film Gmbh/WDR/ARTE 2012
北朝鮮の政治囚強制収容所第14号管理所で、政治囚の両親の“表彰結婚”の結果として生を受け、生まれながらの政治囚として育った申東赫(シン・ドンヒョク)。
「北朝鮮強制収容所に生まれて」は、2005年、収容所から脱出して現在は韓国に暮らすシン・ドンヒョクの想像を絶する半生と、北朝鮮強制収容所の実態を、本人へのインタビューをもとにドイツ人監督が描きだしたドキュメンタリーである。
映画は脱北した元北朝鮮の秘密警察員オ・ヨンナムと、虐待、拷問、 処刑を行っていたクォン・ヒョクにも取材。
衝撃的な内容に、世界の映画人が驚きの声を上げた作品だ。北朝鮮の人権問題について、国連理事会が本格的に取り組んでいるいま、本作が投じる一石は大きい。
上映スケジュール
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東京・渋谷:ユーロスペース/3月1日~
愛知:シネマスコーレ/3月15日~
大阪:シネヌーヴォ/3月29日~ ※他全国順次公開 - 公式サイト:http://u-picc.com/umarete/index.html
- 前売鑑賞券:1,400円 絶賛発売中
*アムネスティの人権パスポートをご提示のお客様は、当日一般1,700円より200円割引にてご鑑賞いただけます。割引対象会場:ユーロスペース(東京・渋谷)
ストーリー
1982年、政治囚の両親から生を受けたシン・ドンヒョク。彼が生まれ育ったのは、北朝鮮の強制収容所であった。シンが20年以上も過ごした14号管理所は、6歳の子どもに労働を強い、与える食事はわずか。外の世界について何も知らされず、閉じ込められた世界でみなが飢えと暴力、拷問に耐え毎日を暮している。
シンは、誰もがそのように生きていると思っていた。2005年、23歳の時に脱北に成功、強制収容所から脱出した世界で唯一の人となった。シンが過ごした過酷な日々、そして彼が新しい世界でみたものとは・・・・・。
出演:申東赫(シン・ドンヒョク)
監督:マルク・ヴィーゼ
提供:マクザム
配給:パンドラ
後援:在日大韓民国民団
公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本
ヒューマン・ライツ・ウォッチ
アムネスティの取り組み
アムネスティ・インターナショナルはICNK(北朝鮮における「人道に対する罪」を止める国際NGO連合)の一メンバーとして、北朝鮮における政治囚強制収容所の問題や脱北者の強制送還など、さまざまな人権侵害を改善するため取り組んでいます。
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