- 2019年1月31日
- [国際事務局発表ニュース]
- 国・地域:グアテマラ
- トピック:
グアテマラ議会はまもなく、先の内戦(1960〜1996)中に犯された人権侵害の加害者に恩赦を与える法案の審議を開始する。法案が成立すれば、強制失踪や拷問、集団虐殺などの罪で有罪となった多数の加害者が、釈放されてしまう。また、現在進められている捜査も打ち切りとなる。
これでは、人権侵害の犠牲者は浮かばれず、生き残った人たち数千人の思いは、踏みにじられる。議会は、内戦中の残虐行為を不問に伏すような審議を直ちに停止すべきだ。こうした犯罪行為を捜査し、加害者を裁き、罰するの国の義務である。
アムネスティ国際ニュース
2019年1月28日
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