- 2018年1月25日
- [国際事務局発表ニュース]
- 国・地域:エチオピア
- トピック:
エチオピアのハイレマリアム・デサレン首相は1月初旬、反体制政治家はじめ主義主張で不当に拘束されていた「良心の囚人」528人の釈放を発表した。
アムネスティは、この発表を大いに歓迎する。しかし、今回の対応は正義への一歩にすぎず、これだけで終わらせてはならい。これを機に、政府を批判しただけで拘束されているすべての良心の囚人を釈放するべきである。
彼らは、表現の自由を行使したり、人権を守るために立ち上がったりしただけで、拘束されたり、起訴されたりして、獄中で辛い日々を送ってきた。長きに渡る甚だしい不正義をこの先も継続させることなど許されるはずもない。
さらに、彼らの拘束には、反テロ法などの法律が悪用されてきた。これらの抑圧的な法律の撤廃や改正も、不当な拘束を排除する上で不可欠である。
アムネスティ国際ニュース
2018年1月17日
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