- 2017年10月31日
- [国際事務局発表ニュース]
- 国・地域:トルコ
- トピック:
イスタンブールの裁判所は10月25日、拘束されている11人の人権擁護活動家のうち、8人の保釈を決定した。その中には、アムネスティ・トルコ支部のイディル・エセル事務局長も含まれている。
私たちの友人や仲間8人が、ほぼ4カ月ぶりに自宅に戻り、家族との生活を再開できる。ただし、裁判は今後も続く。
一方、別の容疑で起訴されているアムネスティのタネル・クルチュ理事長は、いまだに拘束されており、喜びも半分である。クルチュさんの裁判は、10月26日から始まる。
今は喜びのひと時を過ごしたいが、明日からはまた、全員の無罪と釈放を勝ち取るための闘いに戻る。
今回の一連の逮捕と起訴は、国に対する批判的な声を封じる狙いがあった。しかし、その結果は、人権の重さと人権のために人生をかける人びとが、かえって脚光を浴びることになった。
アムネスティ国際ニュース
2017年10月25日
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