- 2017年8月 4日
- [国際事務局発表ニュース]
- 国・地域:ベネズエラ
- トピック:
8月1日、カラカスで野党指導者2人が、諜報機関職員に自宅から連行された。
連行されたのは、野党「民衆の意思」の指導者レオポルド・ロペスさんと前カラカス市長のアントニオ・レデスマさんで、2人とも刑務所に収監されていたが、健康上の理由から、自宅軟禁に置かれていた。
いかなる政権批判をも抑え込もうとするマドゥロ政権の強行姿勢の表れであり、同国は、政治と人道の危機の崖っぷちにある。
ベネズエラが、表現の自由へ方向転換するのであれば、今しかない。
ロペスさんは、2014年の反政府デモで暴力を扇動した罪で、アントニオ・レデスマさんは2015年、共謀罪で、それぞれ収監されていた。
当局は、2人が弁護士と自由に接触でき、裁判で適正手続きを受けられるよう、保障しなければならない。
アムネスティ国際ニュース
2017年8月1日
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