- 2016年9月 9日
- [国際事務局発表ニュース]
- 国・地域:フィリピン
- トピック:
ドゥテルテ大統領の故郷ダバオで爆発事件があり、多数の市民が亡くなった。すべての犠牲者と負傷者は、その家族も含め、事実の解明と補償を求める権利がある。政府は、この権利を尊重し、第三者による公平・透明・実効性ある捜査を命じ、容疑者を公正な裁判にかけなければならない。市民を保護することは、政府の権利であり義務である。
市民の生きる権利を踏みにじった襲撃者の行為に、政府自らが人権をないがしろにして対応するようなことがあってはならない。違法な殺害、恣意的逮捕などの人権侵害に訴えれば、暴力と虐待の連鎖拡大をもくろむ者たちの術中に陥るばかりである。
アムネスティ国際ニュース
2016年9月2日
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