- 2016年6月22日
- [国際事務局発表ニュース]
- 国・地域:アンゴラ
- トピック:
アンゴラは、ねつ造された容疑で逮捕・拘禁されている活動家17人を即刻、無条件で釈放すべきである。6月17日、逮捕から1年、世界各地で抗議行動が行われた。
彼らは昨年6月、政治や国の統治に関する議論の場に出席して、謀反準備と陰謀の容疑で逮捕され、2年から8年6カ月までの実刑を言い渡された。
まったく根拠のない容疑で1年間も投獄されているのは、到底受け入れがたい。人権侵害も甚だしい。直ちに無条件で、有罪判決を取り消し、釈放すべきである。
逮捕から1年、世界の人びとが彼らの釈放を要求して立ちあがった。抗議デモは、リスボン、パリ、ブリュッセル、ヨハネスバーグ、アンゴラ国内各地で実施された。
アムネスティは、アンゴラに対して、表現の自由と集会の自由の権利を尊重・擁護・促進し、国際的な人権義務と責務に従って抗議行動を保障するよう要請している。
世界がアンゴラの17人への対応を注視している。同国は、直ちに、有罪を破棄し、正義を果さなければならない。
アムネスティ国際ニュース
2016年6月17日
関連ニュースリリース
- 2025年1月11日 [国際事務局発表ニュース]
アンゴラ:政府批判で収監されていた5人が釈放 - 2022年8月21日 [国際事務局発表ニュース]
アンゴラ:国政選挙目前 弾圧をやめ飢餓による人道危機に対処を - 2020年12月19日 [国際事務局発表ニュース]
アンゴラ:市民の抗議に暴力で応じる警察 - 2020年9月 1日 [国際事務局発表ニュース]
アンゴラ:緊急事態・災害事態宣言違反で処刑される若者たち - 2019年10月17日 [国際事務局発表ニュース]
アンゴラ:数万人が干ばつと牧場開発で餓死寸前