- 2009年1月 5日
- 国・地域:カンボジア
- トピック:危機にある個人
カンボジアで、労働組合活動家チア・ヴィッチア殺害の冤罪となっていた2人の男性が、5年近く投獄された末、ようやく保釈された。
この事件は、重大な不備のある法的手続きを経て、2008年12月31日に同国の最高裁でようやく審理が開かれたものである。
法廷を傍聴した人びとや報道関係者によれば、裁判長は彼らへの有罪判決を棄却し、控訴裁判所に差し戻した。
「最高裁の決定は、正義への第一歩として歓迎されることである。今後、控訴裁判所は直ちに公正で効果的な再捜査を開始し、殺害の真犯人を発見し、裁判にかけることが不可欠である」とアムネスティ・インターナショナルのカンボジア調査員ブリティス・エドマンは述べた。
アムネスティ発表国際ニュース
2009年1月5日
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