- 2008年11月27日
- 国・地域:インド
- トピック:国際人権法
インドの都市ムンバイで起きた同時多発攻撃は、病院、駅、レストラン、ホテルなどの公共施設や観光スポットの民間人を狙ったものであり、明らかに国際法の最も基本的原則に違反していると、本日、アムネスティは述べた。
これらの攻撃によって少なくとも101人が殺害され、280人が負傷したといわれている。襲撃は、かつてないほど巧妙に連携されており、明確に外国の一般市民を標的にされていた。
アムネスティはインド政府に対し、効果的で、透明性のある調査をただちに始めることを求めた。すべての容疑者を、国際法に沿って捜査し、裁かなくてはならない。
アムネスティは、襲撃によって殺傷された犠牲者の家族に哀悼の意を示すとともに、今なお人質に取られている人びとに対し深い懸念を表明した。
2008年11月27日
AI Index No: ASA 20/030/2008
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