- 2008年2月19日
- 国・地域:キューバ
- トピック:
国家元首の地位には戻らないというフィデル・カストロの声明を受け、アムネステイ・インターナショナルは「新しいキューバの指導者はこの変化を利用して人権擁護を保証する多くの必要な改革を導入しなければならない」と述べた。
「キューバにおける改革は、すべての良心の囚人の無条件釈放、公正でない裁判によるすべての判決の再審理、死刑の廃止、基本的な自由の尊重を保証する手段の導入および司法の独立から始めなければならない」。アムネスティ・インターナショナルの特別顧問ハビエル・ズニガはそのように述べた。
アムネスティは、国連の人権関係機関や独立の人権団体がキューバを訪問することを受け入れるよう、キューバの新政権に要請する。
アムネスティはまた、国際社会、特に米国に対しても、キューバに対する禁輸措置などキューバの人びとの人権を侵害する政策や慣行を撤廃するように促した。
アムネスティ発表国際ニュース
2008年2月19日
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