- 2007年10月 2日
- 国・地域:トルコ
- トピック:
アムネスティ・インターナショナルは、トルコ西部の都市イズミールで起きた2カ所の爆弾攻撃を強く非難する。報告によると、爆弾はカーペット店の外にあったオートバイのところで爆発し、1人が死亡した。これに先立つ最初の爆発では、ショッピングセンターの外で仕掛けが爆発し、1人が重傷を負った。報道によれば、2度の爆発によって、他にも大勢が負傷したという。
爆発は、トルコ東部のシルナクでミニバスが襲撃された3日後に起きた。この爆発では、複数の民間人が死亡している。5月に起きたアンカラのウルス地区の爆発でも9人が死亡し、100人以上の人々が負傷した。
今回の攻撃の犯行声明は現在のところでていない。トルコ当局はクルド労働者党(PKK)の武装勢力が先の襲撃を行ったと非難しているが、彼らはこの主張を否定している。
アムネスティは、民間人への攻撃を一刻も早く終結させるよう求める。
AI Index:EUR 44/016/2007
2007年10月2日
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