【活動報告】ユースネットワーク:武蔵大学SDGsパートナーシップフェアに参加しました

2024年11月27日に開催された「武蔵大学SDGsパートナーシップフェア」に、アムネスティ日本のユースネットワークが参加し、来場された多くの方に、アムネスティの活動紹介を通して署名や手紙を書くことの大切さを伝えました。

このイベントは、武蔵大学とオーストラリアのDeakin Universityの連携プロジェクトで、SDGsの目標達成に向けてさまざまな活動を行っている団体がブースを出展して、武蔵大学やDeakin Universityの学生及び、近隣の高校生と交流しました。ユースネットワークのメンバーは、アムネスティの活動紹介のほか、SDGs17の目標を達成するためにはどんな権利が守られている必要があるのかを、ブースに立ち寄ってくれた人たちと共に考えました。

署名や手紙で世界が変わる!

アムネスティでは毎年12月10日の世界人権デーに合わせて、人権侵害を行っている政府や当局に対し、人権侵害の改善を求める手紙を世界中で一斉に送るアクション「Write for Rights」を実施しています。毎年、取り組んだ人権侵害のケースのうち50%近くで改善が見られ、また、ハガキでの署名活動も、70%近くが何らかの形で改善につながっています。

イベントではこの「Write for Rights」の取り組みや、ハガキを使った署名活動などについても紹介し、世界中で起きている人権侵害について関心を持ち、一人ひとりが行動を起こすことが変化に繋がる「草の根」活動の重要性や大切さを伝えました。

昨今デジタル化が進んで、特に若い世代は手紙やはがきを書くことがあまり身近ではないかもしれません。ブースに立ち寄っていただいた方には手紙やはがきを書きたくなるようなオシャレなイラストつきのポストカードをお渡ししました。一人でも多くの人が手紙やはがきを書くことで、声を上げることの大切さを感じてもらえたらうれしいです。

交流を経た参加ユースメンバーの声

  • 武蔵大学の学生や、オーストラリアのDeakin Universityの学生、そしてほかの出展団体の方々と充実した時間を過ごすことができました。アムネスティ・オーストラリアの活動に参加されたことのある学生もいて、オーストラリアの気候変動に対するアクションを教えてもらいました。アムネスティの支部間の交流がもっと促進していければいいなと思いました。
  • SDGsの目標を達成するために、根底として人権が担保されている必要があると実感しました。また、交流する中で取り組むべき課題として、SDGs1の目標である「貧困をなくそう」が挙がることが多かったです。貧困は差別などの人権侵害や紛争による難民の発生など人権が保障されていないことにより発生していると思います。SDGsの目標を達成するためにも種々の人権問題にアクションを起こしていきたいです。

最後に、毎年出展のお声かけをしてくださる、武蔵大学・国際教養学部ブライアン・マサハート准教授に感謝を申し上げます。

イベント紹介ページ

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ユース・ネットワークとは?

 

開催日 2024年11月17日(日)
場所 武蔵大学 江古田キャンパス
企画主催 公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本 ユース・ネットワーク