「ワン・ワールド・フェステイバル for Youth - 高校生のための国際協力EXPO」が2016年12月23日に大阪国際交流センターで開催されました。参加したアムネスティ日本 関西連絡会のメンバーが報告します。
今、国際社会は、環境破壊、人権抑圧、民族紛争、難民、貧困など大きな課題を抱えています。課題解決のためには、市民一人ひとりが自らの問題としてとらえ、考え、行動しなければならないと、1993年から毎年開催されている「ワン・ワールド・フェスティバル」。
高校生にも広く国際協力の大切さを認識してもらい、高校生同士の情報共有にとどまらず、国際協力・交流の分野で活躍するセクターと若いうちからつながり、参加する機会を提供しようと、2014年からは、高校生にターゲットを絞った「ワン・ワールド for Youth」が開催されています。
主体は関西地域の「高校生」で、高校生で構成された実行委員会がプログラムの企画・立案を担っており、日本で初めての高校生のための国際交流・国際協力EXPOです。
このイベントに、関西で活動している、アムネスティ関西連絡会も参加。 アムネスティが創立当初から行っている"手紙書き"の説明と、署名活動を行いました。
暴力をもちいていないのに、自らの信念や人種、宗教、肌の色などを理由に囚われの身となった人や、不当に投獄されている人たち。アムネスティの"手紙書き"は、そうした刑務所にとらわれている人たちに宛てて、また、そうした囚人たちの釈放を求めて政府関係者に宛てて送ります。
当日会場では、参加者が書くたった一枚の手紙も、全世界から数千、何万通と集まることで、政府を動かす大きな力になる、ということを説明しました。
また、実際に、エドワード・スノーデンさんの恩赦を求めるオバマ大統領宛の署名活動を行い、約80名の高校生が参加してくれました。
参加してくださった皆さん、ありがとうございました!
開催日 | 2016年12月23日 |
場所 | 大阪国際交流センター |
参加者名 | アムネスティ日本 関西連絡会 |
共催 |
特定非営利活動法人 関西NGO協議会事務局 公益財団法人 大阪国際交流センター ワン・ワールド・フェスティバルfor Youth 運営委員会 |
協力 | ワン・ワールド・フェスティバル for Youth高校生実行委員会 |