12月4日~10日は人権週間です。
この人権週間まっただ中の12月6日(金)、サルサを踊って人権について考えるイベント『サルサ×人権』を開催しました!
当日は、プロのダンサーさんから、サルサ愛好家の方、アムネスティへの関心からイベントにお越しくださった方まで、総勢190名以上の方にご参加いただき、大盛況でした。
ダンスホール新世紀
会場は、映画『Shall we ダンス?』の舞台となった、ダンスホール新世紀。都内最大級のダンスホールはほぼ満員で、ホールの中の温度が上がるほど、熱気に満ちていました。
ダンスレッスンの様子
イベントの途中に設けられた初心者向けのダンスレッスンでは、最初はぎこちない様子で踊っていた方も、最後には音楽にあわせて軽やかにステップを踏んだり、まわったりと、サルサのリズムを楽しんでいました。
プロによるパフォーマンス
イベント終盤の、プロによるパフォーマンスは圧巻。会場にいた方全員が、その優雅なダンスに魅了されてしまいました。
イベント全体を通して、音楽を担当してくださったのは、女性サルサバンドSON REINASの皆さん。パワフルな生演奏で、会場を盛り上げてくれました!
人権とサルサ、異色のコラボが実現!
このイベントの背景には、ここ数年日本において、踊る自由が脅かされていることがあります。営業目的でダンスさせることを規制した「風営法」を盾に、老舗サルサバーが閉店に追い込まれたり、公民館でのダンス教室やお年寄りの社交ダンスサークルまで規制の対象となったりと、表現の手段であるペアダンスに対する規制が強まっているのです。
サルサを楽しみながら、表現の自由について考える機会になればと、開催された今回の『サルサ×人権』イベント。
お参加いただいたみな皆さま、関係者の皆さま、開催をお手伝いくただったボランティアの皆さま、本当にありがとうございました!
パフォーマンスをしてくださったプロダンサーの皆さん
開催日 | 2013年12月6日(金) |
開催場所 | ダンスホール新世紀 |
主催 | アムネスティ・インターナショナル日本 |
協賛 | 宇都宮健児(弁護士)、秋野典子、望月信吾、ダンスホール新世紀、Miu、紀平まこも、Hya-Que、Seigo&Nao, DJ Lando, SON REINAS,マコ,DJ HIROMI(EL CAFE LATINO) |