- 最新情報:
- 2018年9月 5日 (stop情報)
- 更新履歴:
- 2018年6月18日
- 国名:
- アンゴラ
- 対象者:
- 学生3人(男性)
- 期限:
- 2018年10月 5日
- 配信日:
- 2018年6月18日
- UA No:
- 115/2018
高校生のアフォンソ・S・ムアチプクロさん (22), アントニオ・J・フェルナンドさん(18)、ジャスティノ・H・ヴァレンテさん (21)は4月9日、マランジェ州裁判所で副大統領に投石した罪で7カ月の実刑を言い渡された。極めて不公平な裁判だった。
3人は、4月4日にマランジェで副大統領の車列に投石したとして逮捕された。しかし、3人は、投石された時にデモの現場にはいなかった。
マランジェ州は、4月4日に副大統領を州都に迎えるにあたり、歓迎式を計画した。当日、会場周辺では、州知事の罷免を求めて100人以上がデモをしていた。デモ参加者の何人かが、到着した副大統領の車列に石が投げたようだった。しかし、3人は、投石があったとされた時、その場にはいなかった。
フェルナンドさんとヴァレンテさんの2人は、学校からその式の出席者に選ばれた。ところが、会場への到着が遅れ、会場に入れなかった。投石があってからおよそ1時間後、3人は、帰宅途中に立ち寄ったマーケットにいたところを、副大統領に投石した容疑で逮捕された。「3人が投石したデモ参加者の中にいたことは、シャツの色で確認した」と警察署長は説明した。3人のシャツが証拠品として提出された。
裁判は4月9日にあり、3人の弁護士が不在のまま行われ、3人は、7カ月の実刑判決を言い渡された。検察当局は、1人も証人をたてなかった。一方、3人は、自分たちに不利な証拠に対する異議申し立てや警察の主張に対する反対尋問、証人の発言などの機会を一切与えられなかった。3人は現在、マランジェ市から50キロ離れた刑務所に入れらているため、家族の面会も難しい。
この裁判や収監は、不当かつ不公正であり、国内法と国際法のいずれにも明らかに違反する。
- 最新情報:
- 2018年9月 5日 (stop情報)
- 更新履歴:
- 2018年6月18日
- 国名:
- アンゴラ
- 対象者:
- 学生3人(男性)
- 期限:
- 2018年10月 5日
- 配信日:
- 2018年9月 5日
- UA No:
- 115/2018
7月17日、副大統領に投石したとして、罪を問われていたアフォンソ・S・ムアチプクロさん (22)、アントニオ・J・フェルナンドさん(18)、ジャスティノ・H・ヴァレンテさん (21)の3人が、証拠不十分で無罪となり、釈放された。
4月4日、マランジェ市展示館に向かっていた副大統領の車列が、マランジェ州知事の罷免を求める100人以上のデモ隊に遭遇した。3人は同日、帰宅途中に立ち寄ったマーケットにいたところを逮捕された。警察署長は、「デモに参加していた彼らが投石したことを、シャツの色で特定した」と説明した。しかし、その時刻の彼らの居場所は、デモがあった場所から約4km離れたところだった。
一審の裁判所は4月9日、7カ月の実刑判決を言い渡した。検察側は、投石したことを示す証拠を何も提出しなかった。さらに、弁護士不在のままで裁判が行われ、異議申し立てや証人を立てる機会も与えられないという、極めて不当な裁判だった。
しかし、最高裁は7月17日、上告審判決で、投石に関与したことを示す証拠が不十分だとして、逆転無罪を言い渡し、3人は釈放された。
ジャスティノさんの姉のヘレナ・ムタレノ・ダ・シルビアさんは、とりわけ、アムネスティが、3人の若者の釈放を求める運動をしたことに感謝の意を表しています。
要請文を送っていただいたすべての方々に感謝を申し上げます。本件に関わるアクションはこれで終了します。