- 最新情報:
- 2016年4月19日 (stop情報)
- 更新履歴:
- 2015年9月30日
- 国名:
- ミャンマー(ビルマ)
- 対象者:
- ナンダーシッアウン(男性)
- 期限:
- 2016年5月19日
- 配信日:
- 2015年9月30日
- UA No:
- 204/2015
ビルマ(ミャンマー)で著名な学生組織活動家のナンダーシッアウンさんが、学生が抗議活動をすることを助けたとして、拘禁されている。彼は15年6カ月の禁固刑に直面する良心の囚人である。
ナンダーシッアウンさんは、ビルマではよく知られた学生組織、全ビルマ学生連盟(ABFSU)の古顔のメンバーだ。2月に、学生たちは、国民教育法が学問の自由を制限するとして、同法に反対するデモに参加した。3月に参加したデモは、3月10日の抗議デモで逮捕された学生の釈放を要求していた。彼は2月と3月に行われた学生による抗議活動それぞれの容疑で公判中だ。現在は2月の容疑について、ビルマ中部のタラワディー郡裁判所で審問が行われている。他の数十人の学生とともに起訴された。
ナンダーシッアウンさんは複数の容疑で起訴されている。何週間も前から抗議活動を主導し、不法な集会への参加(刑法第143条)、すでに解散していることを認識している不法な集会への参加ないし継続(刑法第145条)、暴動(刑法第147条)、公務員の職務遂行を妨げる妨害行為の惹起(刑法第332条)、公衆に恐怖や警戒心を植え付け、国家や公共の秩序違反を扇動しかねない情報の公表やデマの流布(刑法第505条(b))だ。
デモは各地で2月に始まり、3月10日にレパダンという町で終了した。レパダンでは、警察が武力で解散させた。
彼はヤンゴンのカマユ区裁判所で3月10日に似たような内容で起訴されている。つまり、彼が先導したレパダンでの抗議活動(数日前に起こったレパダンでの行進を、武力を使って解散させたことに対する抗議活動)に関して起訴された。3月10日の抗議活動のあと、彼は身を隠した。3月27日に別の平和的なデモに参加したときに逮捕された。現在、タラワディー刑務所に収監されている。
11月8日にビルマでは総選挙が行われるが、選挙の前に大統領を動かして、囚人の恩赦を発令させ、良心の囚人を釈放させることが出来るのではないかとアムネスティは考えている。
- 最新情報:
- 2016年4月19日 (stop情報)
- 更新履歴:
- 2015年9月30日
- 国名:
- ミャンマー(ビルマ)
- 対象者:
- ナンダーシッアウン(男性)
- 期限:
- 2016年5月19日
- 配信日:
- 2016年4月19日
- UA No:
- 204/2015
著名な学生組織活動家のナンダーシッアウンさんが、全ての起訴を棄却され、4月8日に釈放された。
全ビルマ学生連盟(ABFSU)の古株メンバーであるナンダーシッアウンさんが、裁判所が彼に対する起訴を全て棄却したため、刑務所から釈放された。前日、新政権ができる限りはやく全ての良心の囚人を釈放するために働きかけるという声明を出していた。
彼は、ヤンゴンで2015年3月27日に平和的なデモをして、逮捕された。そのデモは同月10日に起きた抗議活動を警察が弾圧した際に逮捕された学生たちを釈放することを要求していた。その抗議活動では複数の犯罪容疑で起訴された。また、ヤンゴンで3月10日に行われた抗議活動に参加した際に犯罪容疑で起訴されていた。この抗議活動はその日の未明に抗議活動に参加していた学生たちを警察が弾圧したことに反発して行われた。2014年から2015年の年末年始にかけて行われた国民教育法に反対する無許可の平和的な抗議活動に参加したとして、今年の2月に複数の追加の起訴を受けていた。
ナンダーシッアウンさんはそもそも、そもそも収監されるようなことはやっていない。アムネスティはビルマの良心の囚人全員が釈放されるようキャンペーンを続けていく。
このアクションは終了しました。 皆さまのご協力に感謝いたします。