- 最新情報:
- 2016年4月12日 (stop情報)
- 更新履歴:
- 2016年3月10日 (更新情報)
- 2015年9月11日
- 国名:
- 中国
- 対象者:
- 張凱弁護士と助手2人
- 期限:
- 2016年5月12日
- 配信日:
- 2015年9月11日
- UA No:
- 190/2015
中国で教会から十字架を撤去することに反対している活動家への弾圧が広まる中、著名な人権派弁護士とその2人の助手が拘束された。張凱(Zhang Kai)さんは「居住監視下」に置かれていてその場所は公表されていない。長ければ6カ月間、弁護士や家族と面会できない可能性がある。
著名な人権派弁護士の張凱さんは、8月25日に中国南東部浙江省温州市の教会から警察に連行された。助手の劉鵬(Liu Peng)さんと方縣桂(Fang Xiangui)さん、牧師や信者も同時に拘束された。その後一部は釈放されたが、張凱さんは「居住監視下」に置かれている。「居住監視下」では、当局は拘禁者を正規の拘置所以外の場所に弁護士や家族との接触なく、6カ月留めておくことができる。
張凱さんは、外国人活動家に「国家機密または情報を盗み、スパイし、不法に売買し」「公的秩序を乱した」疑いで拘禁されている。劉鵬さんは同じ罪状で「居住監視下」に置かれているとのことだが、確認は取れていない。弁護士団が2人に会おうとしたが、許可されなかった。方縣桂さんはもう少し軽い罪状で現在、拘禁施設に入れられている。
張凱さんは、一昨年末頃から当局に教会建物を取り崩されたり、十字架やキリスト像の接収を受けてきた多くの教会に、法的支援をしてきた。当局の弾圧はここ数カ月間に強まっており、活動家によると1200以上の十字架が取り壊され、教会も数棟破壊された。この動きに対し、いくつもの反対運動が起こった。最近の拘禁はさらなる抵抗運動を抑制するためではないかと考えられる。
張凱さんは7月に始まった国をあげての弾圧で標的にされた、200人以上の弁護士や活動家の一人だ。張凱さんの同僚によると、尋問を受けた後、法律の講義や教会の代理人を務めることをやめるよう警告を受けた後、釈放されていたという。
- 最新情報:
- 2016年4月12日 (stop情報)
- 更新履歴:
- 2016年3月10日 (更新情報)
- 2015年9月11日
- 国名:
- 中国
- 対象者:
- 張凱(男性)
- 期限:
- 2016年5月12日
- 配信日:
- 2016年3月10日
- UA No:
- 190/2015
著名な人権派弁護士が、弁護士や家族との接触が許されないまま、非公表の場所に6カ月間「居住監視」に置かれた末に、刑法にもとづき拘禁された。弁護士は、教会の十字架の接収に抵抗する活動家を支援してきた。
2月26日、著名な人権派弁護士張凱さん(37才)は、温州拘禁センターに移送され、拘禁された。その前日、やせて疲れ切った張凱さんの姿がテレビで放送され、自供らしき録音が流された。その中で、「法律を犯し、社会秩序を乱し、国家の安全を脅かした」ことを認めた様子だった。この発言は、強要されたものと思われる。現在、国家機密や情報を盗み、内容を読み、外国人活動家に不法に売買し、公的秩序を乱した容疑で拘禁されている。
彼は、2015年8月25日に中国南東部浙江省温州市の教会から警察により連行され、居住監視下におかれた。この制度で、当局は拘禁者を正規の拘置所以外の場所に弁護士や家族との接触なく、6カ月留めおくことができる。助手の劉鵬(Liu Peng)さんと方縣桂(Fang Xiangui)さんの2人も同時に拘禁されたが、12月11日に釈放された。
張凱さんは、2013年末頃から当局が教会を取り崩したり、十字架やキリスト像を接収し始めてから多数の教会に法的支援をしていた。活動家たちによると、2015年に取り壊しが強化されて以来、数か月の間に1,500以上の十字架が取り外され、いくつかの教会が破壊された。昨年7月から、全国で200人以上の弁護士や活動家が摘発されてきた。
- 最新情報:
- 2016年4月12日 (stop情報)
- 更新履歴:
- 2016年3月10日 (更新情報)
- 2015年9月11日
- 国名:
- 中国
- 対象者:
- 張凱(男性)
- 期限:
- 2016年5月12日
- 配信日:
- 2016年4月12日
- UA No:
- 190/2015
十字架の撤去に抵抗する教会を支援する著名な人権派弁護士が、勾留から7ヶ月後の3月23日に釈放された。
著名な人権派弁護士の張凱(Zhang Kai)さん(37才)は、3月23日夜、「内モンゴルの自宅に無事戻ってきた」との報告をWeChat(微信)とWeibo(微博)に投稿し、拘禁中に自分や家族を気遣ってくれた友人たちに感謝を述べた。張さんの釈放は友人や家族も確認したが、本人は突然釈放された理由について説明していない。
張さんは2月26日に温州拘禁センターに移送され、拘禁された。その前日、中国国営テレビに張さんの姿が映し出され、「法律を犯し、社会秩序を乱し、国家の安全を脅かした」ことを認める「自白」の録音音声が流れた。この「自白」は強要されたものだったと思われる。彼は国家機密や情報を盗み、内容を読み、外国人活動家に不法に売買し、公的秩序を乱した容疑で勾留された。
張さんは2015年8月25日に中国南東部浙江省温州市の教会から警察により連行され、正規の拘置所以外の場所で「居住監視下」に置かれて、弁護士や家族と接触できなかった。助手の劉鵬(Liu Peng)さんと方縣桂(Fang Xiangui)さんの2人も同時に拘束されたが、2015年12月11日に釈放された。
当局が教会の取り壊しや十字架とキリスト像の接収を開始した2013年末から、張さんは浙江省で多くの教会を法的に支援してきた。活動家たちによれば、2015年に取り壊しが激化して以来、数カ月の間に1,500以上の十字架が取り外され、数棟の教会が破壊された。2015年7月に始まった国をあげての弾圧では、張さんを含めて200人以上の弁護士や活動家が標的となっている。
本件に関するアクションはこれで終了いたします。アピール文を送っていただいたすべての方々にお礼を申し上げます。