モンゴルは2017年、あらゆる犯罪に対し死刑を廃止する死刑廃止国となりました。死刑廃止を主導した当時の大統領である、ツァヒャア・エルベグドルジ氏が、国際死刑廃止委員会(International Commission Against the Death Penalty, ICDP)の訪日ミッションとして2025年5月に来日し、日本の国会議員、政府高官などに対して、死刑廃止・死刑執行停止のロビー活動をされます。
そして、エルベグドルジ氏の来日中のイベントとして、アムネスティ日本らの共催で、氏との対談イベントの実施が決まりました。(対談者は現在調整中)
現在ICDPの委員として活動する、エルベグドルジ氏の死刑廃止への思いや使命など、多くの学びが得られる機会になると思っています。多くの方のご参加をお待ちしています。
日時
2025年5月17日(土)14:00開演/13:30開場
場所
立正大学品川キャンパス 13号館 ロータスホール
(〒141-8602 東京都品川区大崎4-2-16/大崎駅・五反田駅から徒歩5分、大崎広小路駅から徒歩1分、不動前駅から徒歩13分)
参加費
無料
登壇者:ツァヒア・エルベグドルジ氏
モンゴルの民主化を主導した政治家。1963年に遊牧民の家庭に生まれ、1990年の民主革命で一党支配を終わらせる中心的役割を果たした。国会議員や首相、大統領(2009-2017) を歴任し、法の支配の強化、汚職対策、環境保護に尽力。特にガバナンスの透明性向上を推進し、2017年には死刑を廃止した。現在は国際的な活動を展開し、死刑廃止国際委員会委員や世界モンゴル連盟会長などを務めるほか、2023年以降はスタンフォード大学でアジアの民主主義やガバナンスを研究している。
共催団体
死刑をなくそう市民会議
アムネスティ・インターナショナル日本
死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90