内閣府の世論調査によると、毎回8割以上の人が「死刑もやむを得ない」と回答し、その一番の理由は「被害を受けた人やその家族の気持ちがおさまらないから」です。しかし、すべての被害者遺族が加害者の死刑を望んでいるのでしょうか。あるいは「死を死で償う」ことに本当の救済があるのでしょうか。
今回お話いただく卓司祭は、お父様を殺害された被害者遺族の一人です。卓司祭は、耐え難い悲しみを報復という手段に訴えませんでした。それどころか死刑に反対する立場でご活躍されています。卓司祭の今回のお話を通じて、死刑は決して被害者遺族の根源的な救済にはならないということを一人でも多くの皆様にお伝えしたいと思っています。
日時
2023年10月3日(火) 18:00~20:00
講演者
ステパノ卓志雄
場所
日本聖公会大阪教区 大阪聖愛教会
(大阪市天王寺区大道3-3-20)
資料代
500円 ※申し込みは不要です。オンライン配信はありません。
共催
アムネスティ・インターナショナル日本 死刑廃止ネットワーク大阪、「死刑を止めよう!」宗教者ネットワーク