レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、インターセックス(LGBTI)の人たちを差別や暴力から守るため、長年、声を上げてきた有名ファッションデザイナー、バルバロス・シャンサルさんが、今、トルコ当局に拘束されています。
昨年の大みそか、バルバロスさんは、政府に対する怒りの声をツイッターに投稿しました。直後、旅先から送還され、そのまま逮捕されたのです。到着した空港で、集団からひどい暴行を受けていますが、その捜査も行われていません。
バルバロスさんを釈放し、彼の襲撃事件をきちんと捜査するよう、今すぐトルコの法務大臣に要請してください!
「大勢のジャーナリストが拘束され、毎日、子どもが強かん、虐待されている。政治の腐敗と汚職が絶えないなかで、新年を祝う人たちの気持ちが分からない」「トルコなんのクソくらえ」
バルバロスさんは、ツイッターに投稿したこうした動画やメッセージが「市民の嫌悪と敵意を引き起こした」として逮捕されたのです。
逮捕前には、到着した空港の係員3人から暴力を振るわれています。襲撃の様子を写した動画はネットに掲載され、会社は係員の懲戒処分を検討すると発表しました。しかし、事件の捜査は行われておらず、3人は何ら罪に問われていません。
トルコでは、表現の自由を不当に制限する刑法によって、バルバロスさんのような活動家やジャーナリストが数多く拘束されています。また、LGBTIに対する偏見が社会に根強く残り、彼らを狙った嫌がらせや暴力は日常茶飯事です。公人による差別的な発言も少なくありません。
そもそも、フェイスブックやツイッター、インスタグラムなどのソーシャルメディアを使って政府を批判することを、犯罪とすべきではありません。
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バルバロスさんを釈放し、彼の襲撃事件をきちんと捜査するよう、今すぐトルコの法務大臣に要請してください!
アクション期間 | このアクションは終了しました。(2017年1月17日~3月14日) |
要請先 | トルコ法務大臣 |
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