© Mustafa Hassona/Anadolu via Getty Images

ガザのパレスチナ人に対するジェノサイドに終止符を!

  1. ホーム
  2. あなたにできること
  3. オンラインアクション
  4. ガザのパレスチナ人に対するジェノサイドに終止符を!

今も続くイスラエルによるガザ地区のパレスチナ人に対する残忍な行為は、前例のない悲劇を引き起こしています。何万人もの命が奪われ、インフラ設備や住宅が破壊され、ガザ地区の人口の90%以上にあたる190万人のパレスチナ人が「避難」という名目で移動を強いられているのです。

アムネスティは、このようなイスラエルによる行為について、住民への聞き取りや、衛星画像の分析などに基づいた調査を行いました。その結果、イスラエル軍とイスラエル政府が国連の「ジェノサイド(集団殺害)条約」で禁止されている5つの行為のうち3つを犯していることが明白になりました。

イスラエルは何カ月もの間、ガザの人びとを人権と尊厳に値しない人間以下の集団として扱い、まったく責任を問われることもなく破壊行為を続けています。これはジェノサイド以外の何物でもありません。

イスラエルに対し、直ちにジェノサイドを停止するよう、一緒に訴えてください。

期 間: 2024年12月17日~2025年3月末日
要請先: 駐日イスラエル大使館 ギラッド・コーヘン特命全権大使

※毎月月末に、要請先に署名(名前のみ)を提出します。また、署名終了時にも再度まとめて提出します。

もっと読む

アムネスティの調査によると、イスラエルは、2023年10月7日に始まったハマスなどのパレスチナ武装組織の無差別爆撃に対する報復として、ガザのパレスチナ人に対する非情な残虐行為を今も続けています。イスラエルは、ハマスの壊滅が目的だと主張していますが、アムネスティの調査によれば、これらイスラエルによる軍事行為は、他の目的や目標がどうであれ、明らかにガザのパレスチナ人の殲滅を意図するものです。

ガザの壊滅的な人道的状況を改善する機会が何度もあったにもかかわらず、イスラエルは1年以上にわたって対応を怠り、救命物資や人道支援の提供をわざと拒否し、妨害してきました。そして、それが甚大な影響を与えることが明らかであるにもかかわらず、大規模な強制移住を繰り返す"避難"命令を出し続けました。このように、イスラエルがガザの人道危機に対して必要とされる行動をとらなかったり、政策を変更しなかったりすることが、今も続いているという事実こそ、イスラエルがそのような状況を意図的に作り出していることの証左なのです。

ガザでの惨劇の責任はイスラエルだけにあるものとは言えません。イスラエルを支援する国々は、ジェノサイドを未然に防ぐという義務を怠り、結果的にガザに破滅的な被害をもたらしました。イスラエルの最大の武器供給国である米国を含め、イスラエルに武器を送り続けている国々は、ジェノサイドを後押ししています。また、国連機関、特に安全保障理事会が長年行動を起こさず、国連決議や国際司法の判決が十分に実行されなかったことは、アパルトヘイトを常態化させ、残虐な犯罪を助長し、今やガザでの惨状を悪化させています。

  • (以下のメッセージを要請先に送ります)

    私は、占領下にあるガザ地区のパレスチナ人に対する現在進行中のジェノサイドを直ちに停止するよう、貴政府に強く求めるために、この手紙を書いています。 過去1年間にわたって、貴国によるガザ地区への容赦ない執拗な攻撃により、占領下にあるガザ地区では、前例のないレベルの死と破壊、そして嘆かわしい数の人権侵害がもたらされました。

    アムネスティ・インターナショナルの報告書『「まるで人間以下の存在のように感じられる」:ガザ地区におけるパレスチナ人に対するイスラエルのジェノサイド』は、イスラエルがガザ地区でジェノサイドを犯しているという結論を裏付ける調査結果と法的分析を提供しています。この報告書は、調査対象となった9か月間において、イスラエル軍はジェノサイド条約で禁止されている行為、すなわち殺害、深刻な身体的または精神的な危害、ガザ地区のパレスチナ人に対して意図的に彼らの物理的破壊をもたらすことを目的とした生活環境を課すことを犯したと結論づけています。これらの行為は、ガザ地区のパレスチナ人を意図的に破壊する明確な意図をもって行われています。

    世界が注目する中、イスラエルの容赦ない攻撃は続行され、パレスチナ人の命が絶え間なく失われています。ガザ地区では、絶望的な人道的危機はいっそう深刻なものとなっています。この事態の緊急性とアムネスティ・インターナショナルの報告書の内容を踏まえ、私たちはイスラエル当局に対し、以下のことを要請します。

    • ガザ地区のパレスチナ人に対するジェノサイド条約で禁止されている行為、すなわち殺害、深刻な身体的・精神的危害、および意図的に彼らの身体的な破壊をもたらすことを目的とした生活環境の強制をただちに停止すること。

    • 民間人の命を救い、保護し、また、援助を必要とする民間人のためにガザ地区への、またガザ地区内の安全な援助物資輸送ルートを確保するために、即時かつ持続的な停戦に合意し、これを維持すること。

    • 人道的支援のアクセスと物資の供給を緊急に促進し、イスラエルのガザ地区に対する非人道的な封鎖を解除すること。

    • ガザ地区を含む被占領パレスチナ地域に対する占領を終了すること。

アクションに参加しよう

例)Mamoru Jinken

署名の提出先必須

署名(名前のみ)はアムネスティ日本で取りまとめ、駐日イスラエル大使館のギラッド・コーヘン特命全権大使宛に提出します。

個人情報保護方針必須

ご記入いただきました個人情報は、「個人情報保護に関する基本方針」に基づきアムネスティが厳重に管理いたします。必ず事前に「個人情報保護に関する基本方針」をお読みください。