バングラデシュでは、7月に入ってから学生を中心に大規模なデモが行われています。これを強硬に弾圧する政府によって、7月24日の時点で、学生、ジャーナリスト、通行人を含む197人以上が死亡し、2,500人以上が逮捕されています。
デモは、公務員の特別採用枠に対する抗議です。独立戦争で闘った軍人の家族に割り当てられていた採用枠は、2018年に廃止されましたが、今年6月、高等裁判所が違憲であるとしてこの決定を覆したことで、不平等だと学生の不満が爆発。独立以来最大規模のデモに発展したのです。
7月19日、首都ダッカの警察は市内のすべての集会やデモを禁止するとともに、手榴弾やゴム弾、さらには手りゅう弾など殺傷能力の高い武器をデモ参加者に使用。この日1日だけで75名が死亡しました。政府は夜間外出禁止令を発令し、「見かけ次第射殺」の命令を下しました。
バングラデシュ政府に対して、過剰な武力で大勢の死傷者を出した治安当局の責任追及を要請してください!
期 間: | このアクションは終了しました。(2024年7月31日~8月19日) |
要請先: | シェイク・ハシナ首相 |
アムネスティ・インターナショナルが検証した動画には、デモ隊に装甲車が突っ込んでいく様子や、警察官がデモ参加者を射殺したり暴行したりする様子が記録されていました。
25歳のアブ・サイードさんは、殺害された学生のひとりです。動画によれば、少なくとも2人の警察官が、通りを挟んで約15メートル離れたところから、平和的に抗議していた彼に向かって散弾銃を発射し、命を奪いました。
デモの激化を受けて、7月20日、最高裁判所は公務員採用特別枠を30%から5%に大幅に縮小する決定を下しました。7月23日には遮断されていたインターネット接続が一部復旧し、その翌日には外出禁止令が部分的に解除されました。しかし、死傷者に対する責任を問うための抗議運動は各地で続けられています。
この署名は終了しました。たくさんの方のご参加、ありがとうございました。
バングラデシュでは、7月に入ってから学生を中心に大規模なデモが行われています。これを強硬に弾圧する政府によって、7月24日の時点で、学生、ジャーナリスト、通行人を含む197人以上が死亡し、2,500人以上が逮捕されています。
デモは、公務員の特別採用枠に対する抗議です。独立戦争で闘った軍人の家族に割り当てられていた採用枠は、2018年に廃止されましたが、今年6月、高等裁判所が違憲であるとしてこの決定を覆したことで、不平等だと学生の不満が爆発。独立以来最大規模のデモに発展したのです。
7月19日、首都ダッカの警察は市内のすべての集会やデモを禁止するとともに、手榴弾やゴム弾、さらには手りゅう弾など殺傷能力の高い武器をデモ参加者に使用。この日1日だけで75名が死亡しました。政府は夜間外出禁止令を発令し、「見かけ次第射殺」の命令を下しました。
バングラデシュ政府に対して、過剰な武力で大勢の死傷者を出した治安当局の責任追及を要請してください!
期 間: | このアクションは終了しました。(2024年7月31日~8月19日) |
要請先: | シェイク・ハシナ首相 |
アムネスティ・インターナショナルが検証した動画には、デモ隊に装甲車が突っ込んでいく様子や、警察官がデモ参加者を射殺したり暴行したりする様子が記録されていました。
25歳のアブ・サイードさんは、殺害された学生のひとりです。動画によれば、少なくとも2人の警察官が、通りを挟んで約15メートル離れたところから、平和的に抗議していた彼に向かって散弾銃を発射し、命を奪いました。
デモの激化を受けて、7月20日、最高裁判所は公務員採用特別枠を30%から5%に大幅に縮小する決定を下しました。7月23日には遮断されていたインターネット接続が一部復旧し、その翌日には外出禁止令が部分的に解除されました。しかし、死傷者に対する責任を問うための抗議運動は各地で続けられています。