2025年度グローバル会議ユース代表　募集要項

アムネスティの国際会議に日本から参加するユースを1名募集します。会議は2つ、アムネスティの意思決定機関であるグローバル会議の会合と地域フォーラムです。グローバル会議の会合は、世界60カ国以上の代表がこれからのアムネスティの進むべき道を話し合う場、地域フォーラムではその準備と地域固有の人権課題について話し合う会議です。アムネスティ日本が参加するのはアジア太平洋地域の地域フォーラムで、2025年は5月にネパールで開催されます。グローバル会議の会合は7月（チェコ・プラハ）です。両方への参加をお願いします。

代表者は日本支部の代表者の1人として、他、代表者2名と計3名で国際会議に参加します。世界の人権状況や国際的な NGO の運営について、じかに学ぶ絶好のチャンスです。会議では、志を同じくする世界中のユースと交流する機会もたくさんあります！また、過去の参加者の中には、全アムネスティから選ばれたユースリーダー・グループのメンバーとして活躍している人もいます。きっと、あなたの人生に大きな影響をもたらす経験になることでしょう。

渡航費と滞在費はアムネスティが全額支給します。派遣者は、会議で扱われる人権テーマなどを予習してから行きます。

募集要項

募集要項についての詳細

1. 年齢制限について：
   
   ・18歳未満の方は、渡航制限により、両親の同伴が必要な場合があります。当人以外の渡航費、宿泊費の支給はありません。ご応募の際は、必ず事前に両親の承認と協力が得てからお申し込みください。
   
   ・会議では、他国のユースとの対話の機会が多くあります。そのため、同年代であるユースの方が、発言がしやすく、対話や議論の活性化が期待できます。加えて、現ユースは、経験・学習を進めている国際紛争や気候変動のような現代の特徴的な社会問題を踏まえて、ユースにしかできない議論をすることができます。
    
2. 言語の問題について：
   
   言語能力は必須ではありません。ただし、代表者に決定した場合は意欲的な学習を求めます。
   ワークショップや議題の理解を深めるために、英語の能力は必要です。アムネスティ日本のユースフォーラムには、英語の能力に長けている人たちが多く在籍しており、代表者の言語スキルを支援することができる環境が整っています。具体的には、勉強会や議論を英語で実施したり、議題資料の日本語翻訳をサポートしたりなど、言語の障壁を解決することができます。
   英語など他言語に自信のない方でも積極的に申し込んでください。
    
3. 知識の問題について：
   
   アムネスティ日本のユース代表者として赴くため、 会議では有意義な時間を過ごし、 アムネスティに影響を与えるとともに、アムネスティ日本のユースフォーラムにおいても良い影響をもたらすことを望んでいます。そのためには、 議論や他国のユースとの交流を活発的に行う必要があります。その土台として、豊富な知識や社会問題についての意見形成、自他の価値観を大切にした対人コミュニケーション能力が必要と考えられます。そのため、以下のような活動に参加することを推奨します。
   
   ・過去の議論の復習
   ・日本支部の企画や活動への参加
   ・他のネットワーク活動へ参加（分野にとらわれず、 多様な人権分野に興味を持つため）
   ・時事問題の学習
   ・代表団の打ち合わせへの積極的な参加
    
4. その他の要請項目
   ・会議参加後に報告会を実施する
    

以上の取り組みを通して、豊富な知識と豊かな人間性を持ち合わせて会議に臨むこと、また、将来のアムネスティの発展に寄与することを期待しています。