- 2012年10月25日
- [国際事務局発表ニュース]
- 国・地域:シリア
- トピック:変革を求める中東・北アフリカ
シリアの首都ダマスカスの住宅街で10月21日、自動車に仕掛けられた爆弾が爆発し、民間人を含む少なくとも13人が死亡、29名以上が負傷した模様だ。
爆発は、目標とされる警察署の前で起こった。爆発があったキリスト教地区、バブ・トウマには、数多くの教会やホテルがあり、人が密集している。
このような人が多い地域での爆破は、市民を標的にした無差別作戦である。
さらに、爆発は、日曜礼拝が終わった人びとが近隣の教会から帰る時間帯にあたり、より多くの犠牲者を出す狙いがあったことになる。
紛争当事者のどちら側も、国際人道法を順守し、民間人を無差別に殺傷する攻撃を避けなければならない。
これまでのところ、犯行声明は出ていない。犠牲者の氏名もわかっていない。
アムネスティ国際ニュース
2012年10月22日
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