レジーナ・ポロバリ(女性/40歳)
40歳のレジーナ・ポロバリは、かつて水産の貿易の仕事をしていました。彼女には漁師の夫と、6人の子どもがいます。
以前、レジーナが暮らす土地では、豊富な魚を捕ることができました。しかし、2008年に発生した石油の流出により、湾の魚がひどく汚染されてしまい、食べることができなってしまいました。
レジーナ現在、別の職に就き、夫は建設業に携わっていますが、以前と同じほどの収入を得ることができずにいます。
さらに、水源の汚染にともなって、ナイジャーデルタでは食料価格が高騰しています。
「流出前は、50ナイラ(約25円)だった魚が、今は300から500ナイラ(約150円から250円)になりました。多くの家族は、栄養価のある食料を十分に買えず、とても苦しい思いをしています」と、レジーナは語っています。
このページをご覧になった方へのお勧め
- アクション:日本
袴田事件:再審を実現し、袴田さんの苦しみに終止符を!